【活動報告】交流会開催!in有田川町
2022年度活動報告、一発目!!
みなさんこんばんは、龍谷大学藤岡ゼミです!
産地チーム、10月2日に和歌山県有田川町しみず温泉にて交流会を開催しました!!!
当時の様子を振り返る前に、産地チーム、交流会ってなんぞや...?という疑問にお応えします。
藤岡ゼミが2019年から行っている、ぶどう山椒の発祥地である和歌山県有田川町との産学連携プロジェクトである「ぶどう山椒の発祥地を未来へつなぐプロジェクト」!
「ぶどう山椒の発祥地を未来へつなぐプロジェクト」を今年度も引き継ぎ、私達産地チームは主に有田川町で活動を行っています!
これまで、3泊4日でぶどう山椒の収穫をお手伝いさせて頂いたり、有田川町役場主催のぶどう山椒×林業体験インターンに参加するなど、有田川町に訪問し町のみなさんと関わらせて頂いています!
2022年度の産地チームでは、「新規就農者を継続的に増やす」ということをチーム目標に掲げています。
その目標を達成するまでに以下の3つの課題があると考えました。
①産地において、新規就農者を受け入れる体制が整っていない
②ぶどう山椒農家さん同士の話し合いの場が少ない
③産地チームとぶどう山椒農家さんの関係性がまだまだ弱い
これらの課題を少しでも解決すべく、行ったのが今回の交流会です!
ぶどう山椒の産地存続を目指し取り組まれいている農家さんは複数いらっしゃいますが、それぞれが独立してしまっていると気づきました。そこで、藤岡ゼミが架け橋となり、その方々や想いを繋げることができればと考え、開催しました!
ぶどう山椒農家さんだけでなく、ご家族様と総勢19名の方々に集まって頂きました!
藤岡ゼミの先輩が開発したぶどう山椒かほるマドレーヌを一緒に食べたり、それぞれの農家さんの一年間の栽培のスケジュールの共有などなど...!!
私達も、文献を読むだけでは知ることができない農家さんのお話を聞くことができ、たくさんの新しい知識を得ることができました!!
また、高齢化や老木化など様々な課題を抱えるぶどう山椒の産地存続について...
私達が日頃どのような想いをもってゼミ活動をしているのか、活動していくうちに大きくなったぶどう山椒への愛を伝えさせて頂きました!
また、みなさんからの率直な想いをお聞きすることができました。
農家さん、農家さんのお子さんなどご家族のみなさん、私達大学生といった様々な角度から出る新鮮な意見に触れることができ、お互い刺激をし合うことができたと思っています!
参加して頂いたみなさんから
「ぶどう山椒に興味を持つ若い人との関わりが刺激になり良いと思う」
「ぶどう山椒を存続させたい!という気持ちは農家さんみなあるので、なかなか共通認識する機会がなかったが、交流会を通してかなりタメになった」
という嬉しいお声も頂くことができました!!
私達にとっても、19名の皆さんにお会いするという機会はなかなか得られるものではありません。前例がないほどたくさんの方々から顔を合わせて生の声をお聞きすることができ、一層ぶどう山椒や有田川町について深く知ることができました。
非常に勉強になり楽しい時間を過ごせた一方で、改めて産地にある多くの課題を実感した会でもありました。現在は、チームの目標を達成するにはこれから何をすべきなのか、改めて考え直しています。私達はまだまだ力不足ですが、多くの方に助けていただきながら、皆さんと一緒にこのぶどう山椒の産地存続に取り組んでいきたいと強く思っています!
何より、参加して頂いたみなさま、本当にたくさんご協力して頂いた有田川町役場産業課のみなさま、しみず温泉のみなさまありがとうございました
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