「ぶどう山椒の陽」開発秘話 -1-
〜プロローグ〜
こんにちは。
藤岡ゼミ3回生のレシピ開発班です!
今回のマルシェにて取り扱う藤岡ゼミオリジナルカレー「ぶどう山椒の陽」。
本記事から全3回に分けて、
ゼミ生が考案した「ぶどう山椒の陽」の開発秘話をお届けします♪
「ぶどう山椒の陽」の誕生には様々なストーリーとプロセスがありました。
コンセプト設計、チャネル検討、価格設定、市場を通して商品を届けることの難しさを中心に、開発中に感じたこと・考えたことをできる範囲で書きとめておきたいと思います。書いている今も悩みもがいている最中ですが、そんな気持ちも新鮮なうちに振り返っていきます。
私たちが山椒カレーのプロジェクトを始めたのは10月下旬ごろ。
ご縁のあった神戸のマンドリルカレーさん協力のもと新商品開発に取り組み始めました。
教授から与えられた課題は、12月中旬のマルシェで藤岡ゼミオリジナルの山椒カレーを販売すること。
また商品を通して、
より多くの人にぶどう山椒の魅力と可能性を伝えることがゴールでした。
私たちに与えられた期間は約1ヶ月半。
学生が商品開発をするには短い期間で、
正直不安もありました。
〜コンセプト設計〜
まず、商品開発するにあたって大事なのは商品の方向付け。
その商品を通して顧客に何を伝えたいのか。どういったシーンでどんな人に食べて欲しいのか、そしてどうなって欲しいかをゼミ生で検討しました。
今後、完成した商品の価値を高める要素となる広告や販売に大きく関わる大事な部分です。ただ美味しいカレーを作るのではなく、顧客が求める山椒カレーとはどんなものか、私たちが山椒カレーから伝えたいことは一体何なのか、考えました。
一人暮らしのサラリーマン男性向けの激辛でデトックス効果のあるカレーや小さな子供にも山椒を身近に感じてもらえるまろやかなカレー、ぶどう山椒の希少性を活かして高価格でリッチな気分が味わえるカレー。冬という季節や山椒の機能効能を活かして冷え性改善・新陳代謝アップできるカレーなどなど…
ゼミ生それぞれが顧客の食シーンを想像し、様々なターゲットとコンセプト案が出てきました。
〜チャネル検討〜
続いては、今回開発する山椒カレーをマルシェの先どこでどんな形で販売するかというチャネル検討。
お世話になっているマンドリルカレーの深澤さんにこれまでのカレーの販売場所や形態についてのお話を伺い、私たちの山椒カレーがマルシェ後も多様な顧客の手に渡る可能性を検討しました。
印象的だったのは、カレーの市場はその場で食べてもらう、家に持って帰って食べる、付随のグッズを買ってもらうなど…シチュエーションが多様であるということ。
また、目の前だけでなく、その先のお客さんに届ける事を意識する必要があるということもご自身の経験から教えて下さいました。
↓開発秘話2に続く
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