有袋と無袋
青森りんご合宿の際に、いっちゃん林檎農園さんで、私達は有袋のりんごの袋を取る作業をお手伝いさせて頂きました。
そのお手伝いをさせて頂いた木のりんごが赤く色づいてきたとの報告をいただきとても感慨深い気持ちになりました。
りんごは日に当たることで、赤くなっていきます。りんごに袋を被せて育てたものを『有袋』、袋を被せずに育てたものを『無袋』と言います。
有袋栽培のりんごは、袋を被せているので害虫から守ることが出来ます、貯蔵にも優れています。また、見た目が良くなるといったメリットもあります。一方で、無袋栽培のりんごは、太陽の光をたくさん浴びて育つため、糖度が高く、とても美味しく仕上がります。
普段よく目にする、ふじという品種でも、サンふじとふじが存在します。サンふじは袋を被せずに育てた『無袋』のりんごのことを指します。一方、ふじは袋を被せて育てた『有袋』のりんごを指します。
この袋を取って、フルーツパッドというりんごに傷がつかないように枝にシールを張る作業だけでも、ものすごく大変で根気のいる作業でした。
私たちの元に美味しいりんごが届くまでに、りんご農家さんの手間がとてもかかっているのだなと知っていただけると嬉しいです。
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